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『君の名は。』映画感想文

『君の名は。』映画感想文

語らして下さい!!『君の名は。』

 

みなさま、こんにちは!
おとぎの森の刺繍ブローチspica-pikaです♪

さてさて、本日は制作とは無関係の話・・・

ですが、私の人生に置いて多大なる影響を与えてくれた物の話を書きたいと思います

語りたくて語りたくて、我慢できなくて!!!
お暇な人だけで構いませんので、お付き合いいただけたら幸せです!

今から書くのは、今、巷で話題沸騰の『君の名は。』の感想です。。。

もちろん全て、”私個人の偏見に満ちた感想”ということをご理解の上お読み頂ければと思います
(ネタばれにならないように頑張って書きますね!)

 

今までの、全ての新海作品を越えた集大成

まず、私が新海誠監督を知ったのは、もう10年以上前

『ほしのこえ』という短編アニメでした

たった1人で3年かけて素晴らしく美しいアニメを作った人がいる

そう聞いて、観た『ほしのこえ』という作品は

これでもかというくらい綺麗な風景のなか
どうにもならない事情で離ればなれになってしまった
思春期の少年少女の物語でした(ちなみに近未来ロボットもの?です)

なんて凄い人が出てきたんだ!!この人は天才だ!!と当時の私は感動したものです

さて、そこから、新海監督の作品が発表されるたびに追いかけてきたのですが

新海作品はどれもとても素晴らしいのですが
(特に背景画については、毎回賞賛されるくらいの美しさなのですが)
毎回ファンからはどの作品に対しても、ダメだしがされてきたのです

人物の絵が下手すぎる、やら
物語の時間軸がいきなり飛んで分かりずらい、やら
ラストでみんな「マジかよ!!」って落胆する、やら、、、

しかし、新海監督は今まで
1つ1つの作品でその課題?をひとつひとつ乗り越えてきた監督さんと言う印象でした
(偉そうなのはご勘弁を)

 

では、今回、『君の名は。』はどうだったか、というと、、、

今まで、ファンから言われてきたあらゆるダメだしを全て解決し

過去の集大成という言葉そのままの

本当に素晴らしい作品にしあがっていました

 

約2時間の上映時間の中、30分以上泣きつづけた映画はこれが初めてでした
「これを!10年間、これをずっと観たかったんだよ!!!」
って叫びたかった。(いや、むしろ叫んでた)

いままで、マイナーなところで、自分のために作品を作ってきた人が

やっと人のために作った作品って感じでした(偉そう。。。)

 

巨匠たちのあとを引き継ぐ天才たちが集結した奇跡

おはなしについて書くと、ネタばれしちゃうので

個人的にうわっっっ!すごい!!!と思わず興奮した部分を・・・

それは、、、スタッフさんたちです!!!

 

もう、「監督:新海誠」ってだけで、観に行きますよってなくらいなのに

そこに集結した方々が凄すぎて、それだけで泣けるんです!

 

まず、わー!わー!ってなったのがこのお二方

作画監督:安藤 雅司
(『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『思い出のマーニー』)

わぁ!もう作品名だけで凄さがわかる!スタジオジブリ出身の方です!

そして、、、

作画監督:黄瀬 和哉
(『新世紀エヴァンゲリオン』『甲殻機動隊』)

みなさん!エヴァの作監さんですよ!

もうね、「トトロ」で育ち、「バルス!」と唱え、「ブルーウォーター」にあこがれて、「エヴァンゲリオン」の暴走モードの気持ち悪さに震えた、私としては、、、

ジブリとI.G.のコラボレーションきたーーー!って感じです!

このお二方の後ろにはですね、宮崎駿やら押井守やら庵野秀明やらがいるわけで、、、
そのそばで仕事をされてきたお二方が、新海誠の画を彩るだなんて!!!(大興奮)

さらに!

キャラクターデザイン:田中将賀
(『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』『心が叫びたがってるんだ』)

という、まさに今をときめく、現代のアニメで名前を見ないことがないくらいの人が!

ジブリ、エヴァときて、あの花、、、
もう、今のアニメ界のメジャーどころ全部網羅してるやん、、、

今まで巨匠を支えてきたような人たちが、新海監督を支え、
さらに、今のアニメ感たっぷりの魅力あるキャラデザ!

そこに、

音楽:RADWIMPS (刺繍中ずっとサントラ聴いてます)
主演:神木隆之介 (もう大好き)

とくれば、もう間違いなくヒットでしょ。これはメジャーな映画でしょ。と

上記だけで、「ああ、スゲーの来たわ」って感じなのに

ここに

プロヂューサー:川村 元気
(『電車男』『モテキ』『世界から猫が消えたなら』『血界戦線』)

ですよ!昨今の邦画のヒットメーカー!
どうりで、めっちゃ宣伝してるわけだわー
よく番宣で神木くんをテレビで見ると思ったー

わたし、『結界戦線』と『君の名は。』で確信したんですが、

この人は監督とミュージシャンを引き合わせるのがすっごい上手いなーと!

『血界戦線』も作画さることながら、opとedが素晴らしく合致して萌えアニメでないにも関わらずヒットした作品だったのですが

今回、新海監督とRADWIMPSを引き合わせたのもこの方だとか。。。

以上が、「何だこの奇跡の布陣は!」とごくりと唾を飲み込んだ話しでした

 

ぜひ劇場で観てほしい理由

さてさて、ここまでオタク感たっぷりで語ってきたのですが、

劇場で見なきゃ損なんだよ!!

と声を大にして言いたいのは、、、

やはり、「背景の美しさ」です

これは新海監督の一番の魅力です(断言)

 

どんなに悲しいことがあっても
どんなに生きることがしんどくても

世界は変わらず美しい

 

という事実

それを感じてほしいです

しんどいときや、悲しいときって、
自分にばっかり目がいってしまい
周りが見えていないと思うんです

だから余計に辛くなるスパイラル

 

けれど、どんな時でも、世界は変わらずそこにあって

夕焼けは燃えていて、星は瞬いていて、朝日は必ず昇る

その、なんと美しいことか!!!

 

新海監督はその美しさを、2倍3倍で描いてくれていて
特にその空を見ていると泣きそうになる。。。

 

空や風景って、自分よりでっかい物じゃないですか

だから、映画館のスクリーンで見ると
本当にその風景の中に自分が立っている感覚が味わえると思うんです

ぜひ、そのただただ美しい世界を体感していただきたいです

美しい世界に、登場人物たちの一途で必死な想いが重なって、

それはそれは素敵なおはなしでした

まさに、劇中歌の歌詞にある「美しくもがくよ」といった感じでした

 

まとめ

映画『君の名は。』は

新海誠を知らない人には、ぜひこれを観て、こんなに凄い監督さんがいたことを知ってほしい素敵な作品で

ずっとファンだった人は、今までの作品が走馬灯のように思い出され、そして最後は「ああ、ずっとファンでよかった」と思わせてくれるまさに集大成の作品でした

 

わたしも、世界から見たら、本当にちっぽけで、
でも世界は変わらずに美しくあってくれるから
主人公の滝や三葉のように、もがいている姿が美しくあるよう頑張ろうと思ったのでした

(いつもこのくらい自分の作品についても語ろうよ。)

(いやいや、自分のこと褒めるのって恥ずかしいやん。。。)

 

ここまで、長々とお付き合いありがとうございます!
それでは制作に戻りたいと思います!!

おとぎの森の刺繍作家スピカピカでした♪

 

 

*あと三週間切りました!*

FASSOON × quite a little × spica-pika
三人展『おめかしワルツ♬』

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10月8日()〜10日(月・祝

13時〜19時(※最終日のみ17時まで)

at ギャラリー短篇集
(大阪市北区浮田2-7-9 乙女屋2階)

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各作家のリンク先などは、こちら→ [wp-svg-icons icon=”link” wrap=”i”]https://spica-pika.com/news/370/

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